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『アーマード・コアラストレイヴン』(ARMORED CORE LAST RAVEN)は、フロム・ソフトウェアから発売されたPlayStation 2用ロボットアクションゲームであり、PS2で発売された最後の『AC』シリーズである。通称は『LR』(Last Raven)。キャッチコピーは「誰もが、生きるために戦っている。」。2005年8月4日発売。2006年11月30日に廉価版が発売された。 『AC』シリーズ10作目として位置づけられている作品だが、9作目の『アーマード・コア ナインブレイカー』と本作の間に、『アーマード・コア フォーミュラフロント』がリリースされているため、ロボットアクションゲームとしての『AC』シリーズ第10作となる。 2010年3月4日に、様々な追加要素を加えた『アーマード・コア ラストレイヴン ポータブル』が発売された。キャッチコピーは『最後の傭兵(ラストレイヴン)となるものは誰か?』初回特典として『AC3P』『ACSLP』と本作の設定イラストを収録した設定資料集が付属し、予約特典として『アーマード・コアV』との連動キャンペーンで使用するプロダクトコードが入手できるキャンペーンコードが封入されている。 == ゲームシステム == 24時間でミッションを十数回遂行、その内容により最終ミッションが変化するアクティブミッションと呼ばれる形態を採る。同時間帯に存在する複数のミッションのうち、1つを受ける形式を繰り返す。本作では、ブースタの出力上昇により、移動速度は前作に比べて上昇し、機体温度の上昇も緩和されている。また、前作まで悪化していたブレードホーミングがわずかながら向上している。過去作品に登場したパーツが復刻版として多数追加されており、アリーナではこれまでのオープニング映像に出演した機体と戦うことができる。 ; 部位破壊システム : パーツごとにダメージが蓄積し、一定値を越えると損傷、破損が発生し性能が低下や、もしくは欠損による重量の減少、エネルギー供給の増加がある。破損した場合、そのパーツは使用不可となるため、改めて買い直す必要がある。AC3SLでの武器破壊システムを進化させたものであるが、武器破壊システムではON/OFFの切り替えが可能であったのに対して、部位破壊システムではON/OFFの切り替えができない。なお、本システムの搭載に伴い、当たり判定が部位ごとに細分化されている。 ; VRアリーナ&EXアリーナ : ストーリーの内容上、本作ではアリーナという概念はない。VRアリーナはこれまでとは異なるかたちで採用されている。仕様はこれまでとやや異なり、賭け金を出す必要がある。EXアリーナは1周クリアすると追加される。 ; メニュー画面の仕様 : 従来のタイプから変更されており、ACFFに準規したものになっており、前作まで目的のパーツの並び場所まで移動するのに現在の位置からその間のパーツモデルをロードしていたが、縮小画像に変更し、パーツ決定時や一定時間パーツを選択し続ける事で改めてパーツモデルをロードし、読み込み速度が改善された。また、前作までは機体をガレージに3機までしか待機させる事ができなかったが、本作では5機まで待機可能となっている。ここでも読み込み速度の改善の一環として機体表示は1機のみで、任意でそれぞれの機体を選択しロードするようになっている。ガレージ自体のレイアウトも変更され、機体の閲覧機能が追加された。ミッション出撃時には脚部の違いにより、それぞれ出撃の仕方が異なる。 ; ミッションの高難易度化 : 本作のミッションでは、対AC戦のミッションが非常に多い上、狭いステージや電波障害が発生しているステージや地形が悪いステージも多く、前述の部位破壊システムもあり、全体的に難易度が高めに設定されており、シリーズ屈指の高難易度となっている。さらにPSP版では、高い移植度とボタン数に起因する操作性のレスポンスの悪さが高難易度化に拍車を掛けている。こうした「初心者殺し」ともいえる高難易度仕様に対する救済措置として、本作ではNX、NBからのデータコンバートに対応している。また、PSP版も同様にAC3PとSLPからのデータコンバートに対応している。 ; その他 : 本作では、損傷部位の表現が強調されるようになった。また、初の試みとして、敵勢力に歩兵が登場した。〔等身大の人間キャラクターという意味でならシリーズ2作目にて要人キャラクターが(ACから見て)等身大の人間として描かれ、歩行や手を挙げるアニメーションが用いられている〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アーマード・コア ラストレイヴン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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